• 吉弘 岡田

ソーシャルディスタンスを子どもたちへ伝える

最終更新: 5月13日

ロフレックの岡田です。こんにちは。


日ごろは、このブログは、ロフレックの活動をニュースリリースするような形で

紹介させていただいておりますが、

今日はブログ記事として、書かせていただきます。


ぜひ最後までお読みいただけるとうれしいです。


1.RoFReCとは

いまさらな感じもあるんですが、RoFReCについて、さらっと説明しておきますね。


RoFReCは、Robot Futurity Research Communityの略称で、


ロボットやAI(人工知能)等のテクノロジーが、生活文化や働き方を変えていく社会で、どんな人づくりをしていくか、ということを研究して実践している団体です。


私が松下政経塾に在塾中に活動をスタートさせ、

一般社団法人として登記したのが、2年前。


先週の4月9日で、2周年を迎えました^^

みなさんの暖かいサポートのおかげで、

元気にやらせていただいております。


ロフレックの主な事業の一つとして、

子ども向けのプログラミング教室の運営があります。


いまは、三原と尾道で教室を開講しています。(教室について、詳細はコチラ


おかげさまで、教室に通ってくれる子どもたちも増えてきて、

楽しくにぎやかに、共に学んでいます。


実は、2020年4月から、広島市内でも教室を開講するべく準備をしていたのですが!!


あいにく、新型コロナウィルスの影響で無期限の延期となっちゃっています。。


ガーン。。。


仕方ないです。こういうときこそ、辛抱強く頑張っていきたいと思います。



2.RoFReCの活動地域における新型コロナウィルスの影響について

広がっていますね。新型コロナウィルスの影響。


上述したように、RoFReCも事業経営上の影響を受けておりますが、

観光業や外食産業は、もうたまらないものがあると思います。


また、医療やインフラ関係の皆様等、感染のリスクにさらされながらも、

社会活動の継続のために仕事を続けてくれているエッセンシャルワーカーの皆様には、

本当に頭が下がる思いです。


広島県内での感染者数も、日に日に増えてきている状況で、

介護施設等でのクラスター発生で、あれよあれよと感染者数が増えました。


そうした中、広島県内の小・中学校も休校に入り、

5月6日のゴールデンウイーク明けまで続きます(※blog投稿時の情報です ※blog編集時(5月13日)では、広島県の学校は5月末までの休校が延長されおり、5月18日から自主登校が始まります 参考ニュースはコチラ)。


RoFReCに通ってくれている子どもたちに聞くと、学校がお休みの日は、

みんな自宅にいるようです。

外出自粛が出ているから、みんな自宅にいるんですね。


だけど、子どもたちへのストレスや負荷は確実に積みあがってきています。


昨日もNHKの全国ニュースで取り上げられていましたし、

みなさんもまわりのお子様の様子を見ながらそれを察していらっしゃると思います。


NHKニュースのリンク↓

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200415/k10012388781000.html


3.ソーシャルディスタンスをテーマとする授業

そのような社会背景を踏まえて、RoFReCとして子どもたちに教えなきゃいけないことがある、と思っています。


手洗いや換気の徹底等の感染症対策についてはもちろんのことですが、加えて、

生活が激変する中で、知られるようになった言葉や考え方についても、

きちっと教える必要があると思っています。


その一つが、ソーシャルディスタンスです。


テレビやネットを見ていると、ソーシャルディスタンスやソーシャルディスタンシングの言葉を目にしない日はないのですが、

子どもたちは、その言葉の意味をよく知らないし、実際に人と人との距離を2メートル以上に保つ行動のできている子は多くないのが現状です。


感染症の拡大によって、ビデオやオンライン授業等の導入等、ICT教育は必要性が叫ばれておりますが、

ソーシャルディスタンスをテーマとする授業は、ICT活用を子どもたちに身近なものにする上でも、非常に有効で、相性がいいです。


そこで、簡単ではありますが、

以下、ソーシャルディスタンスを子どもたちに身をもって伝えることを狙いとする、

オンラインツールの活用の授業について、ご紹介をさせていただきます。

※授業は、RoFReCプログラミング教室(三原教室)で実施しました。



1.授業のはじめに

授業内容の説明に入る前に少しばかり前置きを。


ロフレックでは、インターネットで調べることの重要性を日ごろから教えています。

「ネットには誤った情報やデマもたくさんあるんだぞ」ということをきちっと教え、ネットとの付き合い方を教えるようにしています。


例えば、先日もトイレットペーパーがスーパーマーケットや薬局等から異常に買い占められ、一時期店頭から消えてしまいましたね。。。まさに、その買占め騒動の最中には、子どもたちに「こういうときは、きちっとした情報源にあたるんだぞー」といって、経済産業省のホームページを調べさせたりしました。このような生きた学びの機会を利用して、リテラシーを高めることで、情報化社会をたくましく生きて欲しいと願い、指導しています。


さて、授業内容に入ります。


今回は、ソーシャルディスタンスがテーマですので、子どもたち全体に「ソーシャルディスタンスって知ってるかー?」と問いました。多くの子が「???」の顔をしました(予想通り)。


「おっけー、じゃー、ソーシャルディスタンスについて調べてー」っというところから、授業をスタートさせました。



ロフレック教室の授業のスライド①


2.みんなそれなりのものを見つけてくる

いろんな検索の方法はありますが、日ごろからロフレックプログラミング教室では、

調べる練習を取り入れているので、みんなそれなりのものを見つけてきます。


もちろん小学校低中学年の子たちは、まだ習っていない漢字がたくさん羅列されていたりすると、ジュウブン内容が理解できない場合もあるのですが、

何よりも、「自分で調べる」というプロセスがとても大事だと考えています。


わからないことを誰かに教えてもらうまで待つのではなくて、

自ら求めて行動することの重要性を知って欲しいと思っています。


みんなそれなりのものを検索してきたら、次に、動画を見てもらいます。


イギリスBBCのつくった動画です。

ソーシャルディスタンス2m以上って、どんなもん?ってのが、視覚的にわかります。

1分29秒の短い動画ですので、ぜひご覧ください。

https://www.bbc.com/japanese/video-52082983


3.教室内でのルールを設定する

さて、ここまでで子どもたちに、ソーシャルディスタンスとはなんぞや、ということがインプットされます。


ソーシャルディスタンスがなんとなくわかったら、次は実践です

こういうことは、頭でわかるだけでは不十分で、体でわかる必要があります。


ロフレック教室の授業のスライド②


プログラミング教室では、パソコンを活用した授業になりますので、

子どもと先生(メンター)が同じ画面をのぞき込む、または、子ども同士が同じパソコン画面をのぞき込む、という行為が少なくありません。

新型コロナウィルスの影響が広がる前までは、上記のイラストのように、

体を近づけて指導をすることも少なくありませんでした。


それを「禁止✖!!」とするのです。


そんなに、複雑なルールではないですね。


「ルールの意味はわかった。でも、それでどうするんだろう・・・」

↑↑↑子どもたちのリアクションは、こんな感じです。


そこで、登場するのが、ズーム(ZOOM)です。


教室内であっても、ズーム(ZOOM)をうまく使うことで、

ソーシャルディスタンスを2メートル以上に保つというのが、

授業の一番の勘所になります。


※もちろんZOOM以外のツールでも全く問題ありません。

 ZOOMは、子どもたち一人一人がアカウント持つ必要がなく使える点で使いやすいです。


4.ソーシャルディスタンスをたもって、対話的な学びを実現する

さて、「子どもたちがソーシャルディスタンスを保つために、教室内で、ZOOMをつかうんだね。」ということをご理解いただいた方、ありがとうございます。


でも、もう少し、ロフレックのこだわりポイントにお付き合いください^^


ロフレック教室では、子どもたちの主体性を引き出すことが一番大事だと思っています。

つまり、子どもたちの果敢なチャレンジ姿勢、独自の工夫、トライアンドエラーを繰り返すことを、歓迎しています。


そのためには、課題をこちらから提示したり、お互いの作品をプレゼンしあう等、さまざまな手法を導入して授業を構成しています(この点におけるノウハウの蓄積には、RoFReCは絶対の自信を持っています)。


ですから、ソーシャルディスタンスを保つためにZOOMを活用するというのは一面は正しいのですが、ZOOMもあくまでも子どもたちの学びの意欲を引き出すためのツールの一つ、と位置付けています。そして、特に対話的に授業を進めることに効果を見出したいと考えています。


ソーシャルディスタンスをジュウブンに保ちつつ、対話がいままで以上に活発になるような授業づくりを目指すことが、肝となります。


具体的には、ズームで画面共有を行うことで、子どもたち各々がつくったプログラムを、それぞれのパソコン上で共有することができます。つまづいたところは、質問することもできますし、お互いの良いところを参考にすることもできます。画面に絵をかいたりするツールも備わっているので、「ここのプログラムは〇〇したらどうかねー」とか「ここをもう一度考えてみて―」とか、具体的なポイントを明示しつつ、双方向のやりとりをすることができます。


ソーシャルディスタンスを2メートル以上保つというルールの中で、オンラインツールを最大活用することで、今まで以上の学びにチャレンジできるのです。

ロフレック教室の授業のスライド③


4.次の段階としてのオンライン教室

最後までお読みいただきありがとうございました。


子どもたちにソーシャルディスタンスを理解させる授業づくりについて、紹介させていただきました。

「2メートルって意外と離れてるね」ということをお互いに言いながら、その距離感を実感することで、教室外の日常生活にも活かしてほしいと思います。

それが人の命を守ることにつながるのだから、しっかりとRoFReCは使命感を持って伝えていきたいと思います。

そして、子どもたちが自らしっかりと対策を講じて、コロナの影響ど真ん中の社会を、元気に生き抜いて欲しいと願っています。


子どもたちがオンラインツールをつかいこなせるようになった暁には、もちろん次の段階として、自宅にいながらZOOMで教室にジョインするということもできるようになるでしょう(実際に、オンラインツールになれた子は、自宅からジョインする子もいます)

(またゴールデンウィークの特別企画では、ZOOMをつかって開催しました。ZOOMになれているので、特に不自由なく参加できたと思います 特別企画の内容はコチラ)。


コロナとの戦いは、間違いなく長期戦です。


だからこそ、早い段階でオンラインツールに慣れることが、今後の子どもたちの学力向上にもつながるとロフレックは考えています。



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